患者さまのためにがんばります! 愛媛大医学部付属病院(東温市志津川)に1日、新たな患者対応スタッフとなる人型ロボット「ペッパー」が着任し、新人看護師ら約90人とともに辞令を受け取った。1カ月後のデビューを目指しており、「期待の新人」が一歩を踏み出した。
 ペッパーは、高性能のマイクやセンサーで人の感情を読み取って会話ができる。モニターや音声を使っての案内のほか、ダンスなどの遊びも可能で、愛くるしいフォルムが特徴。院内で長時間待つ人々や不安な気持ちで訪れる患者らに、少しでも癒やしを感じてもらおうと導入を決めた。
 辞令交付式では看護師らに続いて名前を呼ばれ、三浦裕正病院長から辞令をスムーズに受け取ると、「患者さまのためにがんばります」と元気よく「抱負」を述べた。